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理事長挨拶

理事長挨拶

見上げてごらん夜の星を

私は今、昨年度始まりの頃の事業運営会議や理事会の議事録を読み返していました。
一年前のことですが、いろいろとあった大きな出来事がずいぶん前のことのようでもあり、いまだ余波が続いているようでもあります。昨年度は、ゆいまぁるの経営状態の悪化により、会員のみなさま方、ご利用者様ならびにご家族様、行政の方、市内外の事業所の方々、そして職員のひとりひとりには、計り知れないご心配をお掛けし、また多大なるご協力を頂きました。おかげさまで、なんとか新年度を迎えることできましたこと、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。

ところで、みなさま方は最近、夜空を見上げることはありますでしょうか。私は先日、たまたま旧友たちと「今夜は天気が良ければISS(国際宇宙ステーション)が19時半頃に南の空に見えるよ」という話題になり、私もその時間になるや家のベランダから夜空を見上げました。見えました、小さな光が軌道に沿って動いているのが。岐阜の空でも、豊橋、滋賀、群馬からも「見えたよー」と弾んだメールのやり取りがありました。ISSには日本からは「きぼう」が搭載され宇宙で作業をしているそうです。私は詳しいことは何もわかりませんが、宇宙の中の小さな小さな光の軌跡を見上げ、訳もなく嬉しくなりました。「きぼう」かぁ、いいネーミングですね。知らぬ間に「見上げてごらん夜の星を・・ささやかな幸せを祈っている」と口ずさんでいました。宇宙には、何億光年もはるか昔の光を放っている星々もあれば、人類が多国籍共同プロジェクトで動かしている光もあるのですね。

閑話休題。ゆいまぁるは、今年度はどのように運営し活動していけばいいでしょう。ゆいまぁるの存在価値は何でしょう。昨年度「ゆいまぁるは市内の老舗ですよ。頑張って」と励まして下さったみなさま方や、本当に苦しい状況の中でも仕事に真摯に向き合ってきてくれた職員こそがプライスレスの宝物に他なりません。昨年末通信で私は「今は霧の中で波にもまれる舟のようだけど、たゆたえども沈まずにいよう」と申し上げました。今年度は少し霧が晴れ凪の日もありそうでしょうか。ならば私は、法人として運営の安定化を図り、職員の働く環境を整え介護の質を高めていく、いわば初心に帰りしっかりと取り組んでいきたいと思います。それがみなさま方から信頼を頂き、私たちがより良い支援を提供していく原動力となり、ゆいまぁるでの仕事の誇りに繋がるのだと思います。

私たちは何をやりたいか。うつむかずに顔を上げ、時に空を見上げ、一人一人が希望を語る年にしていきたい。 
さぁ、はじめよう!

                                                                        理事長  平塚 小百合    

        

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